お世話になった方が定年退職されます。甘いお菓子が好きな方なので、とっておきのバームクーヘンを贈ることにしましたよ。地元で人気のお店で購入。形に残らないもので、喜んでもらえるものも良いのではないでしょうか。
バームクーヘンはなぜ縁起物?
バームクーヘンはドイツの伝統的なお菓子です。ドイツ語の”Baum(バウム)”は「木」、”kuchen(クーヘン)”は「ケーキ」という意味だそうですね。
バウムクーヘンとも呼びますが、お店のネームプレートには「バームクーヘン」と書かれていましたよ。発音をカタカナに置き換えているので呼び方が分かれますね。
このお菓子は美しい切り株のよう。年輪を重ねるという事で、長寿や繁栄を表すとも言われていて結婚式の引き出物にも使われます。重ねるという意味から退職後の充実した日々も連想。
おめでとう、これからもどうぞ充実されますようにとの気持ちで贈ることが出来て、お祝いにぴったりなお菓子だと思います。
作るのが大変なお菓子
一般のオーブンでは作れないので、どのケーキ屋さんにもあるものでは無いんですって。工程を映像で見たことがあるんですが、それはもう大変そうでした。
熱いオーブンの前でじっくりと生地の状態を見極め、焼いた生地の上に次の生地を乗せていくという繊細な作り方。美しい層を出すには職人の腕にかかっているわけですね。その大変さから、ドイツでは「バウムクーヘン焼きは長生きしない」と言われているんだそうですよ。
バームクーヘンといえば「治一郎」も人気ですね。私、大好きです。神奈川のデパートにあるので購入出来ますから、ひょっとしたら味をご存知かもしれません。
そこで今回はお気に入りのケーキ屋さんでバームクーヘンを選びました。
地元横浜で人気のケーキ屋さん「ノリコ」へ
神奈川県横浜市にあるケーキハウスノリコというケーキ屋さん。駅から徒歩で行くには少し遠いので、横浜観光で出会うお店でもありません。地元で人気のお店なんですよ。
甘さ控えめで中高年におすすめ
甘さ控えめで小さめのサイズ。焼き菓子も豊富です。お店のパッケージも落ち着いているので中高年にも人気です。
小さなケーキ屋さんなんですが、1人じゃレジが追いつかないという人気ぶり。カウンターに店員さんが2~3人忙しく動いていて、ガラス越しに見えるケーキ職人さんも増えました。
厚さ8センチ!美しい層のバームクーヘン
出展:ケーキハウスノリコ
一般のオーブンでは作れないので、バームクーヘン用のこだわりオーブンで作ります。
▼厚さ8センチのバームクーヘンを購入
厚さが2種類あります。今回は思い切って厚さ8センチのダブルサイズを選びました。画面左側です。あぁ~自分がプレゼントされたい!
こんなに沢山食べられないけれど、ほんのひとくち味わいたいという場合もありますよね。個別包装の手のひらサイズもあります。
肝心の味ですが・・・アーモンド、へーゼルナッツがブレンドされていて美味しいんですよ。さらっと書きましたが、8センチってかなり厚いです。キャッシュカードの横の長さ位あるのです。でも定年退職のお祝いですからね。年輪も太く!ご自身では購入しないであろう厚さにしました。
▼美しい層になっています!
横浜らしいパッケージ
しかもこのお店、横浜らしさいっぱいのパッケージなのです。デザインのほとんどが情緒あふれる横浜をイメージ。上品で素敵なんですよ。
今回購入したバームクーヘンも「一九八二 本牧リ・バーム」という名前がついていて、1982年にアメリカから返還された本牧イメージのイラスト付き。もちろん、デザインだけではなくて美味しいから好きなんですけども。
デパートに並んでいる老舗も良いけれど。地元で愛されているお店も良いと思います。
個人経営で頑張るお店というのは、そのお店ならではの個性が強く出てると思うんですよ。自分の腕次第でお客さんの反応が変わるんですからね。
▼詳細はこちらの記事へどうぞ。
ケーキハウスノリコのスイーツが美味しい!横浜らしい土産におすすめ
縁とは不思議なもの
バームクーヘンを贈る方は、実は私が新入社員のときに隣の課にいた方なのです。
何十年か経って、巡り巡って夫の友人(先輩というのかな)になり、こうして再び会話するようになったのです。縁って不思議ですね。
大人世代はモノを減らしたいお年頃。贈り物は残らないモノで心を伝える事にしました。バームクーヘン喜んでくださるといいな。