毎日使っているお気に入りの調理器具があります。セットだと使わないものも出てくる事がありますが、全て重宝しています。少人数のご家庭にはピッタリ!おすすめですよ。
フィスラーの鍋・フライパン・ソースパン・ガラスふた4点スナッキーセット
▲愛用のフィスラー
今回は、我が家で10年以上愛用している「フィスラー 4点スナッキーセット」のご紹介です。忙しい朝のお味噌汁やちょっとした温め物に大活躍しています。
フィスラーとは
フィスラーについて
ドイツのキッチンウェアブランドとして世界に名を馳せる「フィスラー」は、1845年の創業以来、170年余りの長きにわたり、たゆまぬ技術革新とクラフトマンシップ、そしてデザインの美しさにより、「Made in Germany」の代表格たるキッチンウェアブランドとして世界中で愛されつづけています。 ロングセラーの圧力鍋を筆頭に、料理やシーンに合わせた様々なステンレス鍋やフライパンなどの製品を提供しています。その優れた品質とシンプルで美しいデザインは、料理を一段と美味しくし、日々の暮らしを豊かにします。
何年経っても使いやすい
上でご紹介したように、フィスラーといえば圧力鍋が有名ですね。私は上画像の「フィスラー 4点スナッキーセット」を愛用しています。これがかなり使いやすいのです。
どんな風に良いのか又は残念なのか、検討なさっている方のために私なりの使用感をお伝えします。

焦げがすぐ落ちる!簡単な手入れで10年経ってもピカピカ

まず・・・上画像の鍋の輝きを御覧ください!
年に1、2度の鍋磨きでこの美しさ。私は10年間、毎日これで味噌汁を作っています。決してマメな方ではありませんよ。
ちなみに、磨くときにはダスキンのSOS(洗剤付きスチールウールたわし)を使っています。これも大好き。魔法のように落ちてしまう不思議さ。もう他のたわしは使えません。
▼普段は以下のような、ザラザラ面がついたスポンジで洗っています。

▼裏の様子

マメな方ならば、もっとピカピカになっていると思います。
全体的に焦げ付きがあまり付いていないでしょう?私は煮物や蒸し物が多いのですが、時々オイルを入れて炒めることがあります。そんな時、熱を加えすぎて焦げがつくことがありますが、スポンジのザラザラ面を縦にして擦れば大丈夫。あっという間に取れてしまいます。
それでも焦げ付きが気になる場合、専用の洗剤もあります。

とはいえ、取説にもありますが過度な加熱は変色を招くので注意が必要です。特に空焚きはダメですよ。
ステンレス製に合った調理方法を
気になる焦げ付きは、先ほど紹介したスポンジやクリーナーで使い終わったらすぐに洗うと簡単です。完全に鍋が冷える前に洗った方が楽です。時間が経つと手入れが億劫になってしまいます。
ステンレス素材に合った調理をする事で、より美しく効率的に使う事ができます。
例えば・・・鶏肉を炒める場合は、油をひいてすぐに動かすのではなく、しばらく弱火で数分加熱して鶏の油が染み出てきた頃にひっくり返すとうまくいきます。
ここが使いやすい!機能的で適量サイズな使用感
普段使っていて良い点は、お手入れ簡単なだけではありません。
見かけの美しさやカッコよさもテンションあがりますが・・・肝心なのは「料理」ですよね。個人的な使用感をまとめると以下です。
使いやすいところ
鍋
- 鍋からダイレクトに注げるフチ
- 味噌汁は3杯分まで余裕あり
- ゆで卵や付け合わせ野菜にぴったり
- 無水調理も可能な密封性の高い蓋
- 余熱効果が高い構造
フライパン
- 細かい食材が均等にあたたまる
- ウィンナーやベーコンの炒め物にぴったり
収納
- 全部まとめるとコンパクトになる
ちょっと残念なところ
- 蓋が1つだけ
- フライパンと蓋のサイズが合わない
とはいえ、フライパンで圧力調理はしないので蓋があったとしても使用頻度は低いです。蒸し物っぽく使いたいのであれば、手持ちの他の鍋蓋を仮置きすれば良いですから。(後述画像あり)
では以下に画像付きで補足を。
ちなみに鍋は2種類ありますが、大きさは同じ。取手の付き方が違うだけです。

レビュー
味噌汁に最適!鍋からダイレクトに注げるフチ

これです、この注ぎ!いちばんのお気に入りポイント。味噌汁を作って、最初の一杯はお玉ですくいますが・・・最後はこんな風にカスが残ってしまいます。
▼味噌汁の最後

これを自分のお椀に、ザーッとダイレクトに注ぐ。ここの部分っていちばん栄養があるのに家族には不評なんですよね。。。でも普通の鍋でそれをするとテーブルを汚してしまいます。
一般的な鍋のフチと比較するとこんな感じ。
▼フィスラーの鍋フチは段差が無い(左:一般/右:フィスラー)

一般的な鍋は、蓋をハメるために段差があります。でも、フィスラーは滑らか。でも、ちゃんとガッチリと蓋が出来るようになっていて、無水料理や余熱加熱も出来るんですよ。(鍋底の変色具合も違いますね。)
▼蓋をしめた様子。しっかり密封される。

味噌汁は3杯分まで余裕あり
この鍋ですが・・・どのくらいの量が入るのか気になるところでしょうね。我が家は夫婦2人なのでだいたい180㏄×2杯くらい。お椀の7分目くらいですね。
▼180㏄ずつ水を入れたお椀の様子

▼上の2杯を鍋に入れると、こんな高さ。

▼もう一杯追加すると、鍋の七分目くらい。

なので、この鍋を使ってのお味噌汁は3杯までが適量ですね。少なめにすれば、4杯でも大丈夫ですがちょっと厳しいかも。吹きこぼれないようにしましょう。
関連記事
マルコメの無添加味噌「糀美人」は柔らかい甘さ。サッと溶けて使いやすい
ゆで卵や付け合わせ野菜にぴったり

この鍋のお気に入りはもうひとつ。ゆで卵や付け合わせの野菜ボイルに良いのです。
上画像はLサイズの卵を入れてお水をかぶせた様子。すっぽりと水がかぶっているのが分かりますか?蓋をすると、以下のようになって熱が逃げません。蓋に空気穴はありません。
▼蓋をすると熱が逃げない構造

ちょっとした圧力効果があるので、小さな温野菜を作るときにも便利。鍋本体とフタの間に水蒸気が水の膜になることで無水調理も可能なのです。
圧力鍋を使うほどじゃないけど・・・ちょっとだけ茹でたい。温めたい。煮たい。そんな時に大活躍する鍋ですよ!
関連記事
細かい食材が均等にあたたまる
次はフライパンについて。フライパンの使い方は口コミでもいろいろあって、使い勝手は食材によるようです。
このフライパンは目玉焼きを焼くとしたら1つ分のサイズ。2個いっぺんに使うには小さいです。
私は主に、付け合わせのベーコンやウィンナー、コーンをバターで炒めるときに使っています。熱が均等に広がって美味しく出来ます。
ただ、1つ残念なところは蓋が無いこと。付属の蓋は鍋用ですね。フライパンにはサイズが合いません。

ただ・・・実際のところ、この小さなフライパンで無水料理はしません。使う食材は細かいもの、細いものですし、蒸すというよりは炒めるためのもの。蓋は他の鍋蓋でも代用できますから不便は感じませんよ。
大きなフライパンを出すほどではないけれど、何か一品付け足したい時に大活躍します。
全部まとめるとコンパクトに収納

重ねるとこんな感じにコンパクトになります。これも嬉しい。
鍋蓋をひっくり返してしまえば、横に並べた小さいペットボトルとあまり変わらない高さになります。
長く使える!使い勝手が良い小さいサイズ「フィスラー4点スナッキーセット」
今回は、お気に入りの「フィスラー 4点スナッキーセット」をご紹介しました。色々書きましたが・・・良い点をまとめると以下5つです。
- 手入れ簡単
- 注ぎやすい
- 少人数向き
- 均等に熱が伝わる
- 無水・保温性抜群
10年使い込んでもまだまだ現役。この先も大活躍しそうです。小さいセットはあんまり使わないかな・・・と思っていましたが、夫婦2人な我が家ではいちばん出番が多いです。
テフロン加工は数年で剥がれてしまうけれど、ステンレスはやっぱり丈夫。
フィスラーってどうなの?と気になる方にもぜひ使って頂きたいです。IH対応です。
