先日、らっきょうを漬けました。今回の漬け方はとても簡単。
そして、らっきょうを漬ける瓶は広口の大きなタイプが一般的ですよね。自宅にあった耐熱ガラスのパスタ瓶で代用したら、これがとても良かった!
冷蔵庫の扉に保管できたので、庫内すっきり。漬け込む温度が一定なので、高温にならず安心です。
冷暗所が無い!パスタ瓶に入れて冷蔵庫で漬ける
今回は、製耐熱ガラスのパスタ瓶に漬けた様子と、らっきょうの簡単な漬け方をご紹介。
基本的にらっきょうは冷暗所で漬けられるので、お部屋に置く方も多いかと思います。ところが・・・この冷暗所が難しい。我が家の場合、夏場に戸締りして出かけると水モノが高温になります。花瓶のお水もお湯になってしまうんですよ。
そこで冷蔵庫で漬けたい!と思うのです。
広口瓶ではなく、細長いパスタ瓶を使いました。冷蔵庫内のスペースも有効活用できて、使いやすいです。
冷蔵庫なら一定の温度で漬け込める
お部屋の温度は、締め切った時とクーラーをつけた時とでは温度差が大きいですよね。冷蔵庫内ならばそんな心配がありません。また、低温なので雑菌が繁殖しにくいというメリットもあります。
この時に使う容器は、熱湯で消毒する必要があるため「耐熱ガラス」にします。
煮沸消毒できるガラス瓶は便利
私の画像の瓶は20年前に購入したものなので、現在はどこにもありません。そこでオススメしたいのは、ドイツで100年愛されているWECK(ウェック)。
イチゴマークがトレードマークで可愛らしく、雑貨屋さんでもよく見かけますよ。色々なサイズがあります。私も小さいものを1つ持っていますが、とても使い勝手が良いです。
あなろ(インテリア雑貨)
口が広く、錆びず、煮沸消毒ができて衛生的。パッキンとステンレスクリップ(別売り)を使えばしっかり密閉できるので長く保存できます。シンプルで大好き!
1キロのらっきょうが適度に浸かる
話をらっきょうに戻しましょう。
上画像は1キロのらっきょう。洗って皮を剥いて処理した後のらっきょう(詳細は後述あり)。7分目位まで入って丁度良い感じになりました。
冷蔵庫の扉にすっきりと収納できる
2リットルのペットボトル横に、らっきょう漬けの瓶を置いています。ここならば庫内を圧迫しないですよね。らっきょうの減り具合も分かって嬉しいです。
では、以下に簡単ならっきょうの漬け方をご紹介。好評でした!
らっきょう酢で簡単!らっきょうの漬け方
今回はミツカンのらっきょう酢を使いました。酸味が苦手な方、甘めが好きな方は「かんたん酢」で同じように作れば美味しくできますよ。らっきょうに慣れないうちは、自分で材料を用意せずに、こうした市販品を使うのも良いですね。
では以下に順番に進めていきます。
らっきょうを洗うザル、ボウル、水場、水、お湯を沸かす鍋、コンロ、包丁が必要です。キッチンで下準備すれば問題ないですが念のために。
用意するもの
- 煮沸消毒した耐熱ガラスのパスタ瓶
- 根付き生らっきょう 1キロ
- らっきょう酢 or かんたん酢1本(1リットル)
- 塩20g程度
- お好みで鷹の爪少々
根付き生らっきょうの根と芽を早めにカット
上の画像は、根付き生らっきょう1キロです。
購入したらなるべくその日のうちに、根と芽をカット。数日放置すると芽がでてしまいます。
1つ1つこんな感じに。ここだけちょっと面倒ですが、その後の作業は楽ですよ。
全部をカットするとこんな感じ。
水で揉むように洗いながら薄皮を取り除く
カットしたら、ザルにあけます。
ガシガシ!ガシガシ!と鷲掴みしつつ、薄皮を剥くことを意識しながら優しく洗います。
あら不思議。薄皮が自然に剥けちゃう。
綺麗で透き通った皮。ガシガシするだけで、脱皮したみたいに綺麗に剥けます。
1キロ分の薄皮はこのくらいの量ですよ。
白くて艶々!綺麗に一皮剥けました。
塩をまぶして軽く洗い流す
綺麗に洗ったらっきょうの水気を切り、20gくらいの塩をまぶします。全体に行き渡るようにザルを動かしながら。
さっと水洗い。塩を使う理由は、細かい汚れ落とし、食材の引き締め、雑菌予防、芽止めの効果などがあるのかなと思います。
ザルごと沸騰したお湯に10秒浸す
本当はザルごと沸騰した鍋に10秒浸します。ザルが入る大きな鍋が無かったので、私はらっきょうだけ熱湯に浸しました。
お湯をかける方法もあるけれど、やっぱりこうやって浸したほうが確実です。
ザルにあけてしっかり水気をきり、粗熱をとります。
煮沸消毒したガラス瓶に漬けこむ
ここで、冒頭でお話したパスタ瓶の登場。
瓶は必ず煮沸消毒したものを使います。瓶の消毒を怠ると、漬けたお酢に菌が繁殖して白く濁って、味が落ちます(経験済み)。私は瓶をよく洗い、沸騰したお湯を内側と外側に何度もかけて消毒しましたよ。
清潔な瓶が用意出来たら、湯切りしたらっきょうを全部入れます。
入りにくい場合、熱湯にくぐらせたトングやフォークを使うと良いですよ。せっかく瓶もらっきょうも殺菌されているので、素手で触らないようにします。
この時、お好みで鷹の爪を入れてもOK。
らっきょう全体が浸かるように、一気に「らっきょう酢」を入れます。
冷蔵庫で保管!10日間くらいで食べ頃に
冷蔵庫に入れて10日間くらいから美味しく頂けます。1か月くらいすると、より一層美味しく出来ますが、そのころにはもう食べ終わっちゃうんですよね。。。もう1瓶漬けなくては。
冷蔵庫を利用して美味しく漬けよう
今回は、耐熱ガラスのパスタ瓶に漬けた様子と、らっきょうの簡単な漬け方のご紹介でした。
らっきょうが出回るのは夏。我が家は、夏場の冷暗所をキープできないので冷蔵庫を利用しました。冷蔵庫は他の食材スペースがあるので困ったな・・・と思っていたのですが、パスタ瓶を使うことでクリアです。
耐熱ガラスの細長いシンプルな瓶は、らっきょうに限らず何かを漬けるときに便利。置き場所に困りません。
冷蔵庫で漬けると、温度が低いので雑菌もふえにくい。スッキリと使えておすすめです!
らっきょう酢のラベルに応用編がありますよ
らっきょう酢の裏側に、こんなレシピがありました。なるほど・・・らっきょう以外にも使えるのですね。キュウリやみょうがも美味しそう。
らっきょうの効能は素晴らしいものがあります。毎日4つ食べると良いそうですね。冷蔵庫につけて置くと、小腹がすいた時や食卓の一品に。サッと出せます。