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梅の名所を散策!遊歩道梅林から高尾山を登る蛇滝口ルートは険しい

先日、梅の名所を求めて東京都八王子市にある「高尾」へ行きました。高尾駅から徒歩でも楽しめること、紅白の梅が約10,000本咲き誇る土地であることから行ってきたのですが、いつのまにかハードで忍耐の花見となったのです。

目次

紅白10,000本の梅が咲き誇る高尾山

(東京都八王子市 3月中旬)

梅の名所はいたるところにありますね。東京都八王子市にある「高尾」もそのひとつ。中でも毎年開催される「高尾梅郷梅まつり」は人気があります。

都心からのアクセスが良い

高尾駅までは八王子駅から中央線で10分前後。快速に乗ればもっと早く到着します。横浜駅からの所要時間は1時間強ですよ。

そこで気軽に軽装で出掛けたのですが・・・今回ハードな花見となってしまったので、高尾へ梅を見に行かれる方のために記事にしたいと思います。

高尾の梅の見頃

(東京都八王子市 3月中旬の遊歩道)

八王子市の公式ホームページによると、梅の見頃は例年2月下旬から3月下旬とのことですが、今年(2018年)は少し遅めだと感じました。

3月中旬に出掛けたところ、高尾駅から徒歩10分ほどの遊歩道もまだツボミを沢山つけている状態。日当たりの良い場所は満開でしたが、咲き方にかなりムラがあります。山深くなるとほとんど花を付けていない木もありましたよ。

高尾は梅の名所

八王子市公式HP|高尾梅郷梅まつり

高尾の梅の見どころは沢山あります。不鮮明で申し訳ないのですが・・・上画像地図のようにおすすめスポットがずらり。

そこで私は高尾駅から徒歩で散策スタートしましたが、実際に歩いてみると梅のあるポイントは離れている印象。のんびりと散策したい場合は歩かずに、駅前のバスで小仏(画像左側)まで行って下るのも良いと思います。

高尾駅から徒歩10分の遊歩道

高尾駅から歩いて遊歩道へ向かう道がよく分かりませんでした。駅に案内図も無かったので、ここに書いておきます。

高尾駅を出てそのまままっすぐ進むと大通りが見えます。大通りを左側にまっすぐ10分ほど進むと以下の看板。浅い川に出ますよ。途中まで「小仏」行きのバスと同じ道を歩くことになります。

▼バス通りを歩くと看板と川に出会う


(東京都八王子市 3月中旬の遊歩道)

 

蛇滝口方面に出る道までは、のんびり歩いて1時間くらいです。

▼途中で通る「天神梅林」も美しいスポット

山登り目的以外では「蛇滝口」方面注意!

遊歩道を進んでいくと、蛇滝口方面と常林寺方面に分かれるルートに出ます。

途中で案内図がありますが、慣れていない方は分かりにくいかなという印象。山登り目的でない場合は、蛇滝口から登らないようにしましょう。下りは公式サイトでもおすすめとされています。

 

私は今回、常林寺ルートは時間がかかるかもしれない・・・と蛇滝口方面へ行ったところ「登山」になってしまいましたのでその様子を少しお話します。

蛇滝口とは?修験道の霊場として知られる「高尾山薬王院」

遊歩道から蛇滝口まではそれほど厳しい道ではありません。蛇滝口に入ってからしばらく歩いていくと、坂がキツくなり遊歩道と呼ぶには程遠い雰囲気になります。(この時点でもう山に入っている)

例えるなら・・・駅の階段を2段ずつ上がっていくような感じでしょうか。

上画像のように人の手が入った道もありますが、一歩踏み外せば滑り落ちてしまいそうな細い坂道も沢山。しばらく進むと「高尾山薬王院」という本堂がありますが、むやみに写真を撮ってはいけないような雰囲気を感じます。

 

▲蛇滝を登り終えた場所

 

帰宅して調べてみると、修験道の霊場だと分かり納得。

昔は山伏が修行した場所で現在は天狗様が神様になっている開運パワースポットでした。達成感や爽快感はありますが、山に慣れていない方の場合は足腰を痛めかねません。

私は日頃からよく歩く方ですが、山登りスタイルでは無かった事も手伝って汗だくに。休み休み進みました。下ってくる登山者の方と何度かすれ違ったときにも「登りはキツイでしょう?」または「え!駅からここまで来たの!まさか!」との声も。

まとめ:高尾でのんびりと梅を散策したい場合は・・・

色々書きましたので、いちばんお伝えしたい事を簡単にまとめます。

高尾駅周辺は「山」がすぐそばにあることを忘れないようにしましょう。そして、山の中は電灯もありません。明るい時間で余裕を持って散策を。

高尾の場合、花見といえども履きなれた靴や脱着しやすい服装で行くべきだと思います。遊歩道付近も泥土や苔がありますよ。

個人的におすすめしたいルート

高尾駅から徒歩で遊歩道を楽しむ場合、「蛇滝口」方向とは反対側のルートを行く。又は駅前からバスを利用して下るルートをおすすめします。

梅は香りがよくて散策すると心安らぎますね。花が少なくとも、力強く繊細な枝ぶりもまた良いところ。楽しいお花見になりますように。

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この記事を書いた人

大人世代の「おとなん」です。人生後半からは楽しく身軽に暮らしたい。自分に合った生き方を模索しています。愛犬とのんびり過ごす時間が至福の時間です。

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