公衆電話(電話ボックス)はご自宅の近くにありますか?私の住む街では、バス通りにいくつか見かける程度になりました。いざというときに役立つ公衆電話。使い方や設置場所をチェックしておくのも良いですね。
公衆電話(電話ボックス)の使い方
(イメージです)
今回は停電時や緊急時の公衆電話の使い方についてお話です。
実は先日、スマートフォンを自宅に置き忘れてしまい、連絡手段に困ってしまいました。伝えたい事がすぐに伝えられるスマートフォンの存在、改めて有難く思うのです。
何か緊急な事があったときに、必ずしもスマートフォンや携帯電話を持っているとは限りません。持っていたとしても、バッテリーが無くなって電源が入らない・・・という状況もゼロではありませんよね。
そこで今回改めて使い方を振り返ってみました。
公衆電話にはディジタルとアナログがあります
新しく設置される公衆電話はディジタルでしょうか。アナログをお使いになったことがない方、案外多いかもしれませんね。NTT東日本様から画像をお借りして貼っておきます。
<ディジタル>
<アナログ>
ぱっと見た感じでは違いが分かりません。使い方はどちらも同じ。ツーと聞こえる発信音のタイミングが違います。
緊急時に使うときは慌てている事が多いので、発信音を確認してから使うようにしたいですね。断線している可能性もあるので。ツーという音を確認してから一呼吸。落ち着いてダイヤルしましょう。
①受話器をあげる
②硬貨かカードを入れる
③ダイヤルする
・ディジタルは①で発信音が聞こえる
・アナログは②で発信音が聞こえる
注意:停電時はICカードが使えません
使えるカードいろいろ
公衆電話で使えるカードは色々あるようです。中でも良いな!と思うのは「パーソナルオートダイヤルカード」。カードを入れるだけで指定の電話番号にオートダイヤルします。1枚から作れるそうですよ。
これは心強い。慌てているときは番号を思い出せない!なんて事、けっこうあるのです。カードを挿すだけでつながるなんて有難いです。
スマートフォンや携帯電話がどんな時も使えるとは限りません。日頃あまり使わない方、場所や事情によって使えない方、色々な状況があると思います。離れて住む大切な人へのプレゼントにも良いかもしれませんね。
▼詳しくはこちらへ
停電しても硬貨でつながる
停電してしまう状況に陥る事もあるかもしれません。公衆電話は停電しても使えます。これ、今回調べるまで、恥ずかしながら知りませんでした。
これはとても有難いことだなぁと思うんですよ。
ただし、停電時はICカードは使えないので硬貨を使います。緊急災害などで無料通話になっている場合は硬貨が後で戻ってきますよ。
硬貨が無い!でも緊急通報したいとき
身の危険が迫ってるとき、犯罪や火事などを見かけたときなどでしょうか。着の身着のまま飛び出してきたとか・・・そんな場合は硬貨を持ってませんよね。
調べましたよ~。簡単にお話しますね。
<ディジタル>
硬貨やテレホンカードは不要。受話器を上げ、そのまま110番等を押します。
<アナログ>
硬貨やテレホンカードは不要。 受話器を上げ、緊急通報ボタンを押し た後、110番等を押します。緊急通報ボタンが付いていない場合は、ディジタルと同じ使い方をします。
光景を想像してみてください・・・通報したい!と思っていたところに、電話ボックスを見つけました。
ガラスのドアを開け、すぐに緊急通報ボタンを押したくなりますよね。でも受話器を上げましょう。受話器上げなきゃだめですよ!当然の事なんですが。私の場合、慌ててそのままボタン押してしまいそうですから。
または、緊急通報のボタンが無い!どうしよう!と慌てるかもしれません。ボタンが無かったら、受話器を上げてそのまま110番などを押せばOK。
▼詳しくご覧になりたい方はこちらへ。私の説明よりも分かりやすいです。
全国の設置場所を検索できます
ご自宅やよく通る道の近くに設置されている公衆電話を調べておきませんか。ホームページから設置場所を検索できます。いざというとき役立つかもしれません。
▼詳しくは以下の公式HPへどうぞ。
まとめ:防災グッズに硬貨も入れておこう
いざという時に頼りになる公衆電話(電話ボックス)の使い方ご紹介でした。
公衆電話は停電しても「硬貨」があれば使えます。(場合によって硬貨は後で戻ってくる)。防災グッズや寝室に、小銭を数枚しのばせておくのも良いのではないでしょうか。
スマートフォンを置いてきてしまったけれど、どうしても誰かに連絡したい!なんて状況があるかもしれません。当たり前な使い方なんですが、念のためにもう一度書きます。
- 受話器を上げる
- 硬貨を入れる(無料化の場合もある)
- ダイヤルする。
停電していても硬貨があれば会話できます。
緊急時は硬貨がなくても使えるようになっています。通報ボタンがある場合は、受話器を上げてから押します。その後に110番等を押します。
緊急時でなくても硬貨を使って話すとけっこう良いですよ。ガチャン、ガチャンと硬貨が減る様子は、当たり前に使っている通話料の有難みを感じます。数枚の硬貨で大切な人と繋がるなんて、改めて考えるとすごい事ですよね。
スマートフォンや携帯電話の普及によって忘れられがちな公衆電話。緊急時に備えてチェックしておきませんか。