樽熟成の香りがする赤ワインが大好きです。だけど、重厚なフルボディは毎日の食事にはちょとつり合いません。デイリーワインなら「南アフリカ」産がおすすめですよ。
毎日の食事を楽しく!手軽なデイリーワイン
今回はとても美味しい「南アフリカ産」の赤ワインを2本ご紹介です。
本題に入る前に私のワイン話しを少々。お急ぎの方はコスパ最高で美味しい「南アフリカ産」のワインへどうぞ。ページジャンプします。
私はワインが大好きです。まず「ワイン」と聞くとどんなイメージがありますか?家でどんなお酒を飲んでいるの?と聞かれたときに「ワイン」と答えると大抵はおしゃれ!とかリッチね!などと言われてしまいます。
↓こんなイメージを思い浮かべませんか。
・・・違いますよ。私のふだんの飲み方は、こんな雰囲気ではありません。
この記事を読んでくださっている方の中には、お酒は頂くけれどワインは堅苦しいから飲まないわ~という事もあるかと思います。イメージを崩して楽しく飲んでみませんか。
ワインのおつまみは高級とは限らない
ワインに合わせるツマミは、余裕があるときはイタリアンっぽいのを作ったりしますが、肉じゃが、切り干し大根のサラダ、野菜炒め、焼きそば・・・そんなごく普通のおかずです。
ただ、魚介類のおかずには赤ワインを合わせない方が無難ですね。いやいやどれも同じでしょう!と、イカゲソと赤ワインを合わせて飲んでみたら、びっくりするくらい別の味に変わってしまったのです。それ以来気をつけています。
イカゲソをあぶって頂くときにはキリっと冷やした白ワイン、合いますよ。個人的に良く飲む白の銘柄は「シャルドネ」。フルーティーな味で飲みやすいですよ。
ワインはビールよりもアルコール度数が高い
ワインというのは、実はビールよりアルコール度数が高いです!お上品に飲むイメージですが、けっこう酔いやすい飲み物であること。それを常に飲んでいるという事は「のん兵衛」なわけですよ。
だから、お洒落~というイメージは嬉しいのですが、休肝日を作ったりして気をつけないと肝臓を傷めます。たしなむ程度にとどめてこそ「お洒落」な飲み方なのです。
ワインの値段は幅が広い
ワインは数百円~数十万円ととても幅が広いお値段がする飲み物です。お値段が高くても、求めている味と違う事もあるのがまた楽しいところ。
以前ワイナリーで、生まれ育った年月くらいに熟成した、1本何十万円というワインを何本か試飲させてもらった事があるのですが・・・どれも紹興酒のような風味。葡萄本来の甘さや香りが変化していました。
高い=熟成が進んでいる=美味しいとは限らないのです。先ほどの紹興酒のような味わいのワインは、例えばイベリコ豚や生ハム、フォアグラなどには最高。合わせる料理や好みによるのです。
同じ銘柄でも仕込み方や葡萄の出来具合で違うこともあるし、同じ葡萄品種でも国によって味が違うので実際に飲んでみないと分からない楽しさがあります。
コスパ最高で美味しい南アフリカ産ワイン
日本でよく注目される「ボジョレーヌーヴォー」は私にとっては軽めで物足りません。葡萄の品種が違うので、これは好みといえますね。とはいえ・・・重めなフルボディは確かに美味しいワインが多いけれど、先ほど触れたように料理を選びます。
やはり普段の食事に合わせて飲めるワインがいいですよね。
お値段も味も重すぎないワインを一般的に「デイリーワイン」と呼んでいます。そこで今回、私がいつもデイリーに飲んでいる「南アフリカ産」の赤ワイン2本をご紹介。
どちらもほのかに甘くて樽熟成の香り。スーパーやカルディで見かけることもある身近なワインです。味は軽すぎず重すぎず程良い。1000円以下で購入できますよ。
ケープルージュ
葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン・サンソ―
「Cape Rouge(ケープルージュ)」と書いてあります。私が南アフリカのワインを知った最初の1本。愛犬と一緒にペンションに泊まった時、オーナーさんが出してくれたんですよ。
和食、洋食、中華・・・何にでも手軽に合わせられます。おでんにも合いますよ。迷ったらいつもこれを飲んでいます。
バランス
葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン・メルロー
「Balance(バランス)」と書いてあります。私はカルディーでよく購入しますよ。季節によって多少ラベルが違います。以下はカルディで秋に撮影したものです。
▲2016年のハロウィンラベル
このように、季節によって多少ラベルが違いますが、同じゾウさんの絵柄なので見つけやすいです。ラベルが可愛いので、友人を招いて食事をするときにも良いです。
さきほどのケープルージュよりも少し甘め。
毎年、インターナショナルコンクールで受賞している「オーバーヘックス」から出ていて、南アフリカの実力派ワインとして人気があるんですよ。
南アフリカで葡萄は育つの?
ワインといえば、フランス、イタリア、チリ、オーストラリアなどが有名。案外知られていないけれど「南アフリカ」も近年人気なのです。
イメージ的にアフリカとワインが結び付きませんが、葡萄を育てるのに適している気候といえます。
南アフリカ共和国のぶどう栽培面積は10万ha、ワイン生産量は1,000万hlです。その気候は、東はインド洋、西は大西洋に面し、北部の一部亜熱帯地方を除いて温暖な地中海性気候で、ぶどう栽培に適した気候帯をあらわすワインベルトに入っています。
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私が紹介したのはほんの一部です。沢山試してみたい!という方はセットもありますよ。
デイリーワインは葡萄の品種もチェックしよう
ワインは種類が多くて何を買えばいいか迷いますよね。デイリーなんだけど、ある程度ワインっぽい味を楽しみたい!という時があります。
ワインを選ぶときには銘柄だけではなく、ブドウ品種もチェックすると良いと思います。樽熟成を味わいたい、重めが飲みたい!という場合は「カベルネソーヴィニヨン」がおすすめ。似たような味わいで「テンプラニーリョ」という品種もおすすめです。
ただ、これだけでは高価な場合があるので、「シラー」や「メルロー」とブレンドしてあるとお値段もリーズナブルな傾向にあって、味もマイルドなものが多いと思います。
味もお値段も手軽な、南アフリカ産のワインのご紹介でした。
もし、この記事の銘柄忘れちゃったら・・・ゾウさんがバランスをとってる絵柄=バランスだけでも探してみてくださいね。スクリューキャップなのでコルク抜きをする必要もありません。お手軽なので、ぜひどうぞ。
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