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ウッドデッキはここから腐る!レッドシダーはお手入れ次第で変わる木材

15年前に小さなウッドデッキを取り付けました。業者におまかせしたら「レッドシダー」という木材に。その後、油性の塗料を3~4回塗ってお手入れしましたが、これが予想以上に大変な作業なんですよね。

目次

ウッドデッキはお手入れ次第で長持ちするもの

 

今回はウッドデッキの塗料の塗り方のお話です。

上画像のように板が沈んでしまうまで10年くらい。最初の数年は2年に1度程度のお手入れをしていたのですが、それでもやっぱり苔や反りが起き始めましたよ。5年めくらいから段々と怪しくなってきました。

その原因は・・・塗料の塗り方が甘かった事が大きいと思います。というのは、塗装の目的は見た目だけではなく、木材の保護もあるのです。ちゃんと塗装が乗っていないと雨風にさらされてダメージがかかりますから。

 

上画像からも塗りムラの様子がくっきり出ちゃってますね。

これは、古い塗料をきちんと剥がさずに、新しい塗料を塗ってしまったから。ムラが生じた部分から苔や反りが出ました。そして、年数が経つほどに塗りムラの色が濃くなります

塗料ってなぁに?という方のために・・・ウッドデッキのお手入れをご紹介。以下の段階をふみます。

 

ウッドデッキのお手入れ

  1. 表面の古い塗料を剥がす
  2. 乾燥のため1日開ける
  3. 隣接している窓や壁に養生シートを貼る
  4. 1回目の塗料を塗る
  5. 乾燥させてから2回目の塗料を塗る
  6. 乾燥のため1日開ける
  7. 完成。養生シートを剥がす

 

お手入れには数日かかるんですよね。お天気にも左右されるので、週末しか出来ない方にとって日程調整は大変なものかと思います。塗装を落とした後、塗る時、塗り終わった後は、完全に乾燥させなければいけません。

そして・・・サラッと書きましたが「表面の古い塗料を剥がす」がどえらい大変なのです。

古い塗装は剥がれにくい

古い塗装は汚れと一緒に頑固に付いているので、苔や汚れが付いている場合は特にやっかい。まず、表面を整える事も兼ねてブラシや高圧洗浄機で汚れを落とします。

その後、紙やすりで古い塗料を落としていくのですが・・・これがかなりの重労働。しゃがみながら膝を曲げでゴシゴシと擦る作業を何時間もするのですよ。あっという間に半日過ぎ、最初はテンション高かった会話も無くなります。

ウッドデッキを設置された方はぜひ電動サンダーを。紙やすりだけでは日が暮れます。

時短で美しい仕上がり「電動サンダー」

そこで我が家は電動サンダーを購入。安定のBOSCH(ボッシュ)にしました。

以下は電動工具ランキングでトップ10に入る人気ぶり。屋外だけでなく、お部屋でお使いの方にも選ばれていますよ。

 

 

細かい部分も電動サンダーにしたい場合は、前端が細くなっているタイプもおすすめ。このタイプは女性にも人気です。

 

電動サンダーは、長時間使っていると振動で腕が疲れます(メーカーによる)。充電時間も必要なので、広範囲用にするか、狭い範囲用にするか、使う場所や時間の目的で決めると良いですよ。

今は静音タイプも出ているので、お部屋で使う方は音もチェックされると良いかと思います。

 

紙やすりから行動した我が家は、電動サンダーを使う頃には体力と気力が続かなくなり、ええい!もういい!同じ塗装だ!と大雑把な性格も手伝って上から塗ってしまったのです。

この、塗りムラが後で取り返しのつかないことになります。

古い塗装の上に新しい塗装を重ねた結果

次にお手入れするとき・・・。また塗装を剥がしていくわけですが、最初に取れなかった塗料がより一層はがれにくくなります。

サンダーを重ねてもなかなか取れない。粗目の紙やすりでゴシゴシするにも面積が広すぎて断念。もうくたくたな私たちは、前回のように、ええい!もういい!同じ塗装だ!と更に重ね塗り。

 

これを数回繰り返してしまうと、もうムラだらけの表面が出来上がります。腐ってきたのは以下の通り。

最初に腐り始めた部分

  • 塗装のムラ部分
  • 雨が溜まるミゾや釘周辺
  • 土に近い(泥跳ねがある)部分

なので、釘やミゾ周辺もしっかりと塗装をすることをおすすめします。泥が跳ねるような部分は念入りに。

 

そして・・・15年後。

朽ちた部分を切り刻んで処分する羽目に。とほほ。

 

古い塗装をしっかり剥がして、しっかり乾燥後に新しい塗料を塗ることは、ウッドデッキを長持ちさせると実感しています。

レッドシダーは手触りが柔らかくて優しい木材です。朽ちてしまったけれど、設置した事に後悔はありません。お手入れの工程を習慣化してしまえば良いのかなと思います。

 

年齢とともに、膝や腰を曲げての手入れは大変になりますが、それもウッドデッキを手に入れた楽しみとして設置するのも良いですね。

 

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自分で組み立てるセットも良いですね

我が家は施工してもらいましたが、今は簡単に0.5坪から自分で組み立てられるウッドデッキがあります。女性でもOKなんだそうです。しかもお値段もお手頃。

例えば、アイリスオーヤマさんでは0.5坪ならば5万円以下ですよ!施工にかかった30万円は何だったのやら。早く知りたかったなぁ・・・。パネルと組み合わせても良いし、ベンチを付けて縁側風にしても良い。好きに組み合わせることが出来るのです。

土台はホームセンターでも販売しています。それでも不安な場合はコンクリート土台だけ施工してもらって、パネルを乗せても良いのではないかな?と思います。

 

▼0.5坪から自分で組み立てられる


アイリスオーヤマさんでは、人工木アルミの材質ベンチもありますよ。

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この記事を書いた人

大人世代の「おとなん」です。人生後半からは楽しく身軽に暮らしたい。自分に合った生き方を模索しています。愛犬とのんびり過ごす時間が至福の時間です。

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